お知らせ

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松田大岳さん(H10) 全日本ベテランテニス選手権にてベスト16!

皆さん、こんにちは。
若手テニス会での醜態を猛省し、トスを上げる練習を始めた関東緑庭会 樋口(H11)です。

先日こちらのHPで、松田大岳さん(H10)の全日本ベテランテニス選手権'22出場について掲載しましたが、
結果についてご報告します。

な、な、なんと、1回戦を勝ち抜き、ベスト16に入りました!    
2回戦は残念ながら、第4シードのペアに敗れてしまったそうですが、素晴らしい結果ですね。
おめでとうございます!!

ペアの上村さんと。
いい笑顔ですね!

■試合結果

・1R
 松田/上村 2 (3-6,7-6(6),6-3) 1 伊東/山田
・2R
 松田/上村 0 (6-7(3) 0-6) 2 井上/國友

■松田さんに試合の感想を聞いてみました    
    
・目標としていた全日本ベテラン選手権、実際に出場してみてどうでしたか?    

試合会場に着いて、胸が高鳴り、気分があがりましたね。出場してる人はもちろん皆さん上手ですし、試合会場の博多の森テニス競技場も素晴らしい施設でした。とても気分が良かったです…と言いたいところでしたが、肘が痛い…。試合の一週間前に痛めてしまった肘が痛く、思い通りにプレーできなかったのが心残りです。試合二日前にステロイドの痛み止め注射を打ち、試合当日は痛み止めの飲み薬を服用、肘はトレーナーの方にテーピングでぐるぐる巻いてもらいましたが、試合直前に壁打ちを試みたところ、痛くてまともに打てなかったです。

・実際の試合はいかがでしたか?    

まともにプレーができずに、すぐに0-3。全日本に出場して1ゲームも取れずに終わるのも格好悪いので、まずは1ゲームとらなきゃ…と試合中に思ってました。ゲームはとれたものの、ファーストセットは3-6で落とし、セカンドも先にブレークされ、負けを覚悟しました。このまま何もしないで負けるなら何か試してみよう、とテーピングを外し、筋肉痛や炎症に効くクリームを肘に塗ったくったところ、少し痛みがやわらいでプレーがよくなり、何とかブレークバックに成功。その後のタイブレークでは相手サーブで相手のマッチポイントがありましたが、リターンをストレートアタックで挽回して、このセットを逆転でとり、ファイナルセットに突入。セカンドをとった流れでファイナルセットは先にブレークに成功し、4-2アップでサスペンデッドで翌日へ、という状況でした。

・一日で終わらず、翌日に持ち越しになったんですね。その時の心境は?    

流れが来ていたので持ち越しせずにやりきりたかったですね。次の日に肘がどうなっているかもわからなかったですし。

・そして、二日目の試合を終え、勝った時の心境は?    

二日目は相手がサーブをキープし4-3。ここで私のサービスゲームが7回くらいデュースが続いたのをとれて5-3にすることができ、そのまま6-3で勝利!まさかこの肘の状況で勝てると思っていなかったので嬉しかったですね。勝った瞬間は両手でガッツポーズ!!

・来年への意気込みを聞かせてください    

2回戦も、負けはしましたが、シード選手相手に肘痛の状況で、6-7、0-6。ファーストセットはそこそこ戦えていたのも自信に繋がりました。来年に向けてまずは肘を治すこと。長いテニス人生を考えてバックハンドを肘に負担が少ない両手打ちを検討中!!全日本の出場権獲得のためのポイント稼ぎからになりますが、JOP大会で勝ち、来年も必ず全日本に出場したいですね。目標は今年全日本ベスト16だったので、ひとつ上のベスト8を目指して頑張ります!!

肘を痛め、万全とは程遠いコンディションの中で、1回戦をフルセットの末、しかも翌日に持ち越しという状況になっても勝ったというのには、本当に驚きました。ファーストセットを落とした後、普通であれば諦めてしまいそうですが、そこで「何かやってみよう」という前向きな姿勢が、松田さんの強さの秘密であり、勝利を呼び込んだ要因なのかもしれませんね。テニス人生を長く続けるために、バックハンドを両手打ちに変えることも検討中とのことで、まだまだ進化し続ける松田さんを見ることができそうです。
まずはしっかり肘を治して、また来年も嬉しいニュースを聞かせてください!

© Otaru University of Commerce Ryokuteikai.