お知らせ
札幌市では、市民の体育・スポーツの普及進展に貢献し顕著な成績を挙げた個人及び団体を選考し「札幌市民スポーツ賞」として表彰していますが、令和3年度の受賞者に小樽商科大学硬式庭球部OBの佐藤雅規さん(昭和54年卒、現北海道緑庭会顧問)が選ばれました。
同賞は昭和48年(1973年)の札幌オリンピック冬季大会を記念して創設され、初年度にはスキージャンプのメダリスト陣が受賞しています。令和3年度は3団体の受賞もありましたが、個人では佐藤さんただ一人という誠に名誉な受賞となりました。
佐藤さんのテニス人生は小樽潮陵高校時代に始まりましたが、昭和50年に商大へ入学して庭球部へ入部。在学中は常に主力選手として活躍されたほか、3年目には主将としてリーダーシップを発揮されました。卒業後はテニスを職業に選択され、指導者としてテニスプレーヤーの育成やテニススクールを運営される傍ら、関係者の厚い信頼を受けて協会役員を歴任されるなど、正にテニス事業一筋。部のOBとしても、創部百周年実行委員や北海道緑庭会副会長、環境整備実行委員会副委員長など、経験も生かされながら多大な貢献をされています。
今回、普及進展部門として挙げられた受賞理由は、「長く札幌テニス協会の理事や理事長、北海道テニス協会でも常務理事を務められているほか、日本プロテニス協会や国際オープンテニス大会などでも理事や実行委員長を務められ、広くテニス競技の発展、普及に貢献され、札幌市のスポーツ振興に大きな功績があった」とされました。(緑丘会HPにもニュース紹介あり)
吉報に触れ一堂に会して受賞の喜びを共有したいところでしたが、生憎のコロナ禍。栄えある受賞を有志で祝福しようと、佐藤さんの同期・島上絹子さん(東京在住)と田中謙至さん(札幌在住)が立ち上がり、前後各三代のOBOGへ呼び掛けたところ40人が賛同。3月19日にお祝いを贈らせていただきました。
偉大な先輩の存在は私たちの誇りであり、勇気を湧かせてくれます。学生もOB・OGも、部活動にテニスに邁進しましょう。